◆ ウマを立てる位置と勘所 ◆
ちょっと油断してたら寝
てしまいました
ということでまたまた遅くなりました・・・
ゴメンなさーい
さてさて、今回は
『ウマを立てる位置と勘所の関係』についてです♪
『ウマを立てる位置』は決めておいたほうがいいということを
前々回書きましたが、
(
http://nabbiesanshin.ti-da.net/e1437208.html)
初心者のころには(勘所を覚えるまでは)そうしたほうがいいということなんですね
ウマを立てる位置をいつもより猿尾(糸掛け側)に近くすると・・・
歌口からウマまでの距離が長くなるので、それぞれの
勘所の距離も少しずつ長くなります
逆に
ウマの位置を野坂(棹側)に寄せると・・・
歌口からウマまでの距離が短くなるので、
それぞれの勘所の距離も短くなります
歌口からウマまでの距離から推し量るとすれば
「通常の棹の長さの三線」と
「子供用の棹の短い三線」で比べるとわかりやすいでしょう
右 : 通常の棹の三線 =棹が長い分、歌口からウマまでの距離が長いので
勘所も少しずつ遠くなっています
左 : チャイルド三線 =棹が短い分、歌口からウマまでの距離が短いので
勘所も少しずつ短くなっています
※ どちらも、歌口から遠くなるほど勘所の距離が遠く(長く)なっていっているというところは共通しています
ということで・・・
歌口からウマまでの距離で『勘所』の位置がほぼ決まるのです
※正確には分当てや歌口の高さなども関係するので
歌口からのウマの距離が一緒でもそれぞれの三線により
勘所は微妙に変わります
ナビィ三線では、通常の棹では、歌口からウマまでの距離を60.6cm (2尺)とし
チャイルド三線など子供用の三線ではそれぞれに合わせた調弦をし
勘所のシールを貼っています
古典音楽などではきっちりとした勘所を押さえないといけないようですが
(私も教室に通って教えて頂いたわけではないので不確かですが)
民謡に限っては少々ずれていてもそれはそれで味とされたりします
テクニック的には『勘所』をきっちり覚えることも大切ですが
始めて間もないころは、三線を弾く楽しさを覚えるほうがいいでしょう
勘所をきっちり覚えるのはその次の段階でいいと思いますよ
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