三線のカラクイ(糸巻き)の削り方を紹介しましょうね~
これまでは、カラクイをお買い上げ頂いた方のみ、
この内容のメールをお送りしていましたが
以前からナビィ三線のHPやブログで紹介しようと思いつつ
なかなか出来なかった。。。
(というより、忙しくなるとついつい忘れてしまってました)
先日、お客様からブログで紹介したいというお声を頂いたので
そろそろウチでもということで、!
お客様のブログは
コチラから。。。
カラクイが折れてしまった、けれど、
近くに三線やーがないよ~
とほほ。。。という方々、ご参考にされてくださいね。
ア~ンド、
新しいカラクイに換えてみたい!
自分で削ってみたい!
というあなたも挑戦してみてください♪
自分で削ったカラクイにはきっと愛着が湧きますよ~
■写真 1
カラクイを削る為にあると便利な道具です。
一番上はホームセンターなどで売っている千円程度のヤスリ。
下の2つは100円ショップでも売っているヤスリ。
紙ヤスリやナイフも場合によって使いますが、ここでは一番上のヤスリのみを使った削り方を説明します。
■写真 2
全く削られていない新品のカラクイ。
太いので穴の途中までしか入りません。
まずはカラクイを差し込む穴(範穴)に差し込んでみてください。
■写真 3
カラクイの先を板などに当て、ヤスリをカラクイの段差から先の部分に
均等に当てて削っていきます。
断面が丸くなるように少しずつ回しながら削るのがポイントです。
時々穴に差し込みながら太さを確認をして、 削りすぎないように注意しましょう。
■写真 4
このぐらいまで差し込める状態になったら、もう一息。
■写真 5
カラクイの凸凹を確認します。
カラクイを穴に差し込んだまま、何度か回転させます。
■写真 6
カラクイの断面が綺麗な円になっていないと、穴と接触している
部分が擦れて光沢を帯びます。
この光沢は出っ張っている部分なので、光沢部分を少しずつ削り取るようにヤスリを当てていきます。
■写真 7
カラクイと穴の形が合ってくると、穴と接触する部分全体が光沢を帯びてきます。
ここまで来たらほとんど完成です。
写真矢印部分のように、カラクイの段差が棹に当たらない程度の所で、 削りをストップしておきましょう。
女弦と中弦のカラクイも同じように削っていきます。
カラクイの段差部分から棹の穴に差し込まれる所までの
距離が3本とも揃うように削ると、見た目のバランスがとれて
綺麗に仕上がりますよ。
新しいカラクイに換えてみたい♪
新しいカラクイが欲しい~という方は
コチラからご注文くださいね
カラクイ(糸巻き)
http://www.nabbie.com/item-karakui.html
上記以外にも、オニキスや珊瑚を扱った上等カラクイもたっくさんあります♪
お問い合わせ頂ければ、メールで画像もお送り出来ますよ~
(以前にもブログにてちょっと紹介しています)
ナビィ三線
tel:050-5202-8485
mail:shop@nabbie.com